校長便り

この記事は1年以上前の記事のため、内容が古い可能性があります。

ぬくもりが感じられる掲示の工夫

投稿日2017/1/23

 日に数回,校内を歩いて回ります。子供たちは元気か,通路や階段は安全か,玄関やトイレはきれいか,掲示物ははがれていないかなどが主なチェックポイントです。その他にも,警備員さんや用務員さん,バスの運転手さんともよく言葉を交わします。いろいろな情報が入ってくるので欠かせません。

 掲示物と言えば,最近,気付いたのですが,展示や掲示の工夫が校内のあちらこちらで見られるようになってきました。例えば,図書室の壁に貼られた掲示物。新刊図書の紹介などは実によく工夫されていて,どんな本だろう?と思わず興味がそそられます。職員室前に展示された放課後クラブ1年生の造形作品は,作品はもとよりその紹介用の表示札が立体的で,何が展示されているのかが一目でわかるように工夫されています。

 様々なポスターや掲示物,子供の作品には意味があります。それが伝わるように掲示してこそ教育の場としての学校です。学校は意図的・計画的に教育を行うところです。子供たちの作品を展示するにしても,子供たちの頑張りや指導に当たった教員の願いが伝わるような工夫を施すことによって,はじめて教育環境としての命が吹き込まれます。ただ貼ればよい,ぶらさげればよいというのでは,それを教育環境と呼ぶことはできません。また,それに大人が慣れてしまい,改善の気持ちが薄れてしまったのでは子供たちがかわいそうです。

 学校における展示や表示の工夫は人を思いやる心の象徴であり,それが具現されている学校は,たとえコンクリートむき出しの校舎であっても,ぬくもりが感じられるようになります。本校における展示や掲示の工夫は,このような考えの表出であるとご理解ください。