初等教育の充実を志して創立された淑徳小学校。
その精神は脈々と受け継がれ、創立75周年を迎えました。
「進み行く世に後れるな、有為の人材たれ」と言われた 校祖、輪島聞声先生によって明治25年、淑徳女学校が創立されました。それから半世紀の後、仏教・教育・社会福祉を三位一体とする学祖、長谷川良信先生に受け継がれ、大乗淑徳学園の新しい歴史が始まりました。現在、本学園は、東京、千葉、埼玉の1都2県に「幼稚園から大学、大学院まで」11の学校を有し、園児、児童、生徒、学生および院生の総数は、11,000 余名を擁する総合学園へと発展しています。
淑徳小学校は、昭和24年、国民教育の素地である初等教育こそ、国家百年の道であり、大乗仏教精神に基づく信念を持つ人間育成の場が、社会に必要であると痛感された長谷川良信先生によって創立されました。創立当初は児童数19名で始まりましたが、現在卒業生は7,027名に達しています。
善財童子は、華厳経に登場する、学びの旅をする童子です。淑徳小学校で学ぶ理想の児童の姿を現しています。