学校長挨拶
初等教育の充実を志して創立された淑徳小学校。その精神は脈々と受け継がれ、
創立七四周年を迎えました。
教育の基本となる確かな指針が、淑徳小学校にはあります。
変わることなく受け継がれたその指針は、いつの時代も、
子どもたち一人ひとりの健やかな成長を支える、かけがえのない軸となっています。
本校は大乗仏教精神を建学の理念とし、「共に生きて、共に生かしあう」という「共生の心」を育むことを指針に、昭和24年に設立されました。この指針を実践するために3つの心として、「感謝する心」「いつくしみの心」「創造する心」を大切にして育成を目指しています。子どもたち一人ひとりの健やかな成長を支える大切な心です。
小学校の6年間は、人格を形成し将来の方向性を見据える上でも重要な期間になります。子どもたちの可能性を広げ、将来の選択肢を増やすために、確かな学力を身に付けるカリキュラムや心の教育への取り組みを通して、バランスの取れた子どもを育てたいと考えています。
価値観が多様化する社会において、1年生からの英語教育やICT を活用した授業、仏教行事における情操教育、3年生からの宿泊学習など、幅広い取り組みが子どもたちの自己肯定感を高めていくものと思っております。
かけがえのない小学校生活が充実したものになるよう、教職員一同取り組んでまいります。