校長便り

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社会性の教育

投稿日2016/4/5

我が家の子犬は犬のしつけ教室に通っています。散歩の引っ張り癖や噛み付きなど問題行動の改善(?)を目的としているのですが、なかなか向上しません。教室の指導に問題があるのではとも考えましたが、一番の原因は、教室で教えられたことを家できちんと反復させていない飼い主にあるということに気付きました。それからは、教室から毎回渡されるレッスンノートに必ず目を通し、教室で習ったことを家でも実践するよう心がけました。すると少しずつ効果が見られるようになってきました。ただ、私の言うことは聞いても、普段接触の少ない家族の者にはまだなかなか従わないようです。

ピアノやゴルフのレッスン、舞踊や書道のお稽古などもすべて同じでしょう。レッスンやお稽古に通っているからといって普段の練習を怠れば向上はしません。高いレッスン料を払って上達しないというのは、先生や教室が悪いというより練習不足や考えの甘さなど本人に問題があると考えるべきではありませんか。

しつけ教室に関して言えば、さらに、家族全員が同一歩調で接することが大切で、夫まかせ、妻まかせではうまくいきません。ペットでさえそうなのですから人間のしつけとあればなおさらです。しつけは社会性の教育であって、大人(飼い主)の都合を子供(ペット)に強いるための行為ではありません。児童虐待で逮捕された親の多くが「しつけだ」と弁解しますが、そのほとんどは暴行です。

4月。新しい年度のスタートです。まずは、家庭と学校が同一歩調で、子供の社会性の教育に当たりたいと考えます。ご協力をお願いいたします。