雑草が目に付く季節になりました。早く芽の出てほしいきれいな花はなかなか芽を出さず、出てほしくないやっかいな草ほどやたらはえてきます。
藪をおおって枯らしてしまうほどの生育の旺盛さからヤブガラシと名付けられた植物などはその典型でしょう。ヤブガラシは公園のフェンスなどでよく見かけます。地上部を取っても、土中に根茎が残りはびこるとその土地から完全に取り除くのは難しくなります。
子供は良い芽と悪い芽を持っています。良い芽は伸ばすのが難しく時間がかかる一方、悪い芽はほっておいてもぐんぐん成長していきます。ヤブガラシのように。そして、雑草も子供の悪い芽も一回取ればそれで終わりというのではなく、後から後から出て来るので、小まめに摘み取る必要があります。根気のいる仕事です。
それだけに、良い芽を見つけ伸びる様子に気付いたときの嬉しさは何ものにもかえがたいものがあります。