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校長便り

冬から春へ(校長だより)

投稿日2025/2/26

 正面玄関東側の花壇には、生活科や理科で学ぶ植物を季節に合わせて栽培しています。年末年始をはさんでダイコンの収穫が終わり、来年度の学習のために、土を耕して休ませています。

 ですから、しばらくの間花壇には何もない状態でしたが、2月半ばを過ぎて、緑色の太い葉が伸びてきました。福祉委員会の児童が秋に植えたチューリップの球根から芽が出て葉が伸びてきました。この冬で最長とも言われている寒波到来で、寒さが一段と厳しいなか、植物はしっかりと春の準備をしているようです。

 新年度の入学式に合わせてチューリップが咲いて共に新入生を迎えてくれるといいのですが、どうでしょうか?最近は桜の開花が早まっていて入学式のころには葉桜となっていることが多いので、チューリップだけでも咲いていてくれるといいなと思っています。

 先日は白樺湖へ、5年生と6年生のスキー教室の引率に行ってきました。5・6年生は、昨年までのスキー教室の経験が生きているのでしょう。何事もスムーズに行っていました。特に6年生は、スキーそのものの上達はもちろん、生活面でもしっかりとしており、集合、点呼の時間もあっという間、楽しいなかにも落ち着いた行動ぶりで、自校のことながら感心するくらいでした。私は4年生のスキー教室にも行きましたので、4年生から、5年生、6年生と、学年の成長をあらためて感じ、うれしい思いがしました。

 冬の宿泊行事が終わり、今年度の大きな行事は、今週末の音楽発表会、来月の卒業式、修了式を残すところとなりました。音楽発表会は、コロナ流行以来初めて全校児童が一堂に会して行います。この数年で子どもたちは、ようやく全校児童の前でマスクをとって歌うことができるようになってきました。このまま皆健康に、音楽発表会を行えることを祈っています。

 1年生から6年生までそれぞれ、次のステップへの進級まであと少しです。ひとりひとりが、新年度に向けて準備し、気持ちよく春を迎えられるように願っています。