11月に入ったと思っていたら早半ばを迎え、今年も残すところ1カ月半となり、2学期のまとめの時期に差しかかるところまで来ました。
今学期を振り返りますと、まず夏休み明け間もなく、特別時間割を組み運動会の練習を始め、やっと以前のように行うことがかないました。心からうれしく、当日の感慨深い気持ちは、昨日のことのように胸のなかにあります。
そして、10月半ばには、ここ数年見合わせてきたバザー祭の開催も実現しました。バザー祭は正式な教育活動ではありませんが、学校の教育活動を影に日向に支えてくださっている保護者の皆様の全面的なご協力のもと、伝統的に行われてきた催しです。そして、運動会、修学旅行と並んで、卒業生が真っ先にあげる小学校時代の思い出でした。
そのバザー祭を再開するために、PTA役員の皆様には１年以上前から慎重な検討を続けていただきました。コロナ感染症が５類移行した後の世の中の状況が予測できない中、最悪の事態を想定しながら話し合いを重ね、以前からの良さを残しつつより良い内容にと工夫していただき、名称もチャリティ祭と改めての実施となりました。５年ぶりの開催となった今回、子どもたちは、これまで話で聞いたことがあるだけのバザー祭改めチャリティ祭を体験することができ、笑顔溢れる楽しい秋の一日となりました。皆様に大変お世話になりまして、ありがとうございました。深くお礼を申し上げます。
今年度初め、本校のこれまで培ってきた良い伝統を、より良いかたちに変革することも模索しつつ、できる限り元の形に戻し教育活動を進めていくという決意でスタートしました。おかげさまで、今のところ、その目標が達成できています。皆さまのご理解ご協力、お力添えがあってこそと、心から感謝申し上げます。
これから、12月には、保護者の方々と学級担任との個人面談があります。お忙しい時期とは存じますが、ご予定いただき、ご来校ください。この時間が、お子さんの成長の様子を共有し、新しい年に向けて共通理解と連携を深める機会になることを願っています。