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校長便り

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『新年度のスタート』(校長だより)

投稿日2021/4/16

 4月7日(水)に在校生の1学期始業式が、4月8日(木)に新1年生の入学式が行われました。新1年生114名を迎え、全校児童665名で令和3年度がスタートしました。
 今年は暖かい日が続きました。入学式に合わせて咲くように植えられたチューリップの花も例年より早く咲き始めましたが、入学式の日も咲き続け、1年生を明るく迎えてくれました。入学式の会場が密にならないように各ご家庭一名の参列にご協力いただき、無事に入学式を挙行できたことは大変ありがたいことでした。
 入学式では、1年生に三つのことを話しました。一つ目は挨拶をしっかりする、二つ目は話をよく聞く、三つめは登下校の安全に気を付ける、です。一年生が早く学校に慣れ、楽しい学校生活を送ることができるよう努めてまいります。
 在校生の1学期始業式は、児童全員が体育館に集まることはせず、放送にて各教室で実施としました。
 子どもたちは登校すると、掲示板に張り出されている学級名簿を見て、新しい教室に入りました。クラス替えがなかった2・4・6年生は旧担任の先生と共に、クラス替えがあった3・5年生は旧学年の先生と一緒に、各学級で放送での始業式が始まりました。進級した子どもたちにとって、新しい担任の先生の発表が大きな関心事です。放送室にいても、校内から緊張感が伝わってきました。各学級の担任名を私が1年生から順に発表している間に、旧担任と新担任が学校内を移動して入れ替わりました。
 私は放送室にいましたので、発表を待つ子どもたちの緊張した面持ちや、担任の先生を知って喜ぶ様子を直接見ることができませんでした。しかし、昨年度緊急事態宣言による休校期間に文書を通しての連絡にせざるを得なかったことを思い起こすと、学校のそれぞれの教室で始業式ができ、良かったと思います。それぞれの学級、担任との新しい出会いを、これから信頼の絆で結んでいく日々であるようにと思いました。
 今年度の学校生活は感染予防にしっかり配慮することはもちろんですが、子どもたちが生き生きと、のびのびと学校生活を過ごすことができるように、できる限りのことをしてまいります。
 新しい学年、新しい学級、新しい友達との出会いに、これまでとは違った新しい自分、新しい役割に気付くということもあるかもしれません。子どもたち一人ひとりが、新しい環境の中でそれぞれの居場所を持ち、すくすくと成長していくことができるようにと祈念しています。
 今年度も、どうぞよろしくお願いいたします。