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校長便り

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花まつりに寄せて

投稿日2020/5/11

 毎年、本校では、5月8日にお釈迦様の誕生日を祝う「花まつり」という行事を行ってきました。今年のお祝いの法要は在校生・保護者向けのホームページで在校生に届けました。以下は、法要にあたり、全校児童に話した内容です。

 

 皆さん、お元気ですか。4月に決めた頑張ることを続けていますか?

 校長先生の頑張ることは、ハーモニカを吹けるようになること、と話しました。三日坊主になりそうになりながらも、なんとか短い時間でもハーモニカを手に取り、音を出すように頑張っています。たどたどしくても、1曲吹けるようになると、うれしい気持ちになります。校長先生も、今できることを頑張りながら、皆さんのことを応援しています。

 さて、淑徳小学校では、毎年5月8日に「花まつり」をしてきました。花まつりは、お釈迦様の誕生日をお祝いする行事です。お釈迦様は、どうしたら人は苦しむことなく、仲良く幸せに生きていくことができるのか、という教えである仏教を教え広めてくださった方です。

 お釈迦様の誕生日は4月8日とされていますが、4月は、皆さんの入学、進級と重なるので、淑徳小学校では、1か月、時期をずらして行ってきました。

 今年は、ホームページを通しての行事となりました。どうぞそれぞれのおうちで、お祝いしていただけるとありがたく思います。

 お釈迦様は、お生まれになったときに、7歩歩いて、「天上天下唯我独尊」「天の上にも、天の下にも、私一人こそが尊い」とおっしゃったと伝えられています。これは、「私が今ここにいるということは、とても奇跡的なことです。多くの人に支えられて、私が尊い存在としているのです。」という意味だそうです。また、だからこそ、「命を大切にしなければいけません」、という教えでもあるそうです。

 自分自身、そして家族、周囲の人が元気に、お互いを尊重して生きていくことの大切さを強く感じる今日この頃です。お釈迦様のみ教えは、あらためて、私たちがどう生きていくべきなのかを示してくださっているのだと思います。