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校長便り

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新しい宝物

投稿日2020/1/7

 新年明けましておめでとうございます。

 昨年末、3冊の本を子供たちのご家庭や関係の皆様にお届けしました。

 まずは『創立70周年記念文集』。平成30年度の1年生から6年生までと令和元年度の1年生の作文を載せた文集です。雨のため途中で中止になった運動会、「ライオンキング」の全校観劇、2年に一度のバザー祭、高原学園や修学旅行のことなど、子供たちのたくさんの思い出が474ページにぎっしり詰まっています。3年にわたる創立70周年記念事業の成果物ともいえる大切な記念文集です。

 次は『Meet the World』。これは英語科教員が中心になって作り上げた本です。本校では創立当初より英語の授業を実施し海外ホームステイ活動にも早くから取り組んでいます。この間の実践のエキスがこの本です。とてもコンパクトな冊子ですが、準備編、空港・機内編、現地編(引率教員の仕事)、帰国後編から成り、きわめて中身の濃い仕上がりになっています。

 そして『図工の時間』。一言で言えば、図工の時間に制作された子供たちの作品集ですが、理念や技法などあまり表に出ないものを全面に出すなど図工科教員の考えや思いが込められていて見応え・読み応えがあります。表紙には子供たちの作品がいっぱい並び、それを横にして見るとトーテムポールになるといった遊び心がニクいです(自画自賛をお許しください)。

 英語と図工の本については、ある知り合いから便箋5枚にわたる長文の手紙を頂戴しました。ほんの一部ですが紹介します。

 「両方の本を拝読して、淑徳小には優秀な先生方がいるなあと感じました。英語の本は、旅行会社の方々との協力もあったと思いますが、非常にきめ細かくしかも実践的にできていて、まさに『ハンドブック』ですね。図工の本については、5年生の『楽器』の学習はすごい。楽器だけでなく、布、瓶との組み合わせにしたところがすごい。それぞれ質感が違うので、かなり高度な表現になりますね。」

 これらの財産を生み出した淑徳小学校は、今年も新たな宝物をつくり出していきます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。