令和元年も残りわずかとなりました。何かと気ぜわしい年の暮れですが皆さんいかがお過ごしでしょう。
さて、今年、本校の卒業生2人からご著書を献呈していただきましたので、ご紹介いたします。
まず、1冊目は『ハロー、マイフレンズ』(朝日学生新聞社刊)。著者は町田純子さん(筆名:大矢純子)。昭和48年度のご卒業で、現在はオーストラリア・ビクトリア州の州立小学校などで日本語教師をされています。これまでに『グランパと僕らの宝探し―ドゥリンビルの仲間たち』で第8回朝日学生新聞社児童文学賞を受賞しています。
ドゥリンビルの町に日本から新しい家族が引っ越してきた。オーストラリア生活に飛びこんだ浅草育ちの拓海が、伝わらない言葉に悩み、文化のちがいにおどろき、心の交流に喜び…。そして、一番大切な宝物に気づいていく…。
『ハロー、マイフレンズ』はこのようなお話で、「朝日小学生新聞」に連載された小説を書籍化したものです。
次に、2冊目は『AI時代の育脳−エクサバイト学習法で子どもに輝く未来を!−』(メディア・ケアプラス刊)。著者は昭和63年度卒業の大河原智さんで、現在、IT企業の代表をされておいでです。脳神経外科医との共著で、子供がAIを活用して発達し未来が大きく開けてゆく姿を描いています。内容は次のとおりです。特に対談の部分は大変興味深く読みごたえがあります。
プロローグ対談
脳神経外科医とIT 企業CEOが語る20年後の未来に向けた学びとは
第1章 脳の仕組みを知り、賢く脳を育てよう
第2章 AI時代に親に知っていただきたい教育のこと
第3章 エクサバイト学習法で生きる力を強化しよう
徹底対談
志を確かに、世界へ羽ばたけ
以上、本校卒業生の活躍の一端をご紹介いたしました。