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学校より

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『春を待つ』(校長だより)

投稿日2022/1/21

 新年おめでとうございます。

 始業式の翌日、書き初め大会が開かれました。書き初め中は、校内がしんとして、全校に緊張がみなぎっていました。
 書き初め大会での作品を見ると、すばらしい出来栄えです。日頃の書くことへの取り組みに加えて、冬休み中もこの書き初め大会のために、ずいぶん長い時間をかけて努力したことがうかがわれます。学校の行事に対するご家庭のまっすぐな取り組みが、児童の力を伸ばしていくのだと改めて感じ入った次第です。
 本校では、書写の時間も重要と考えています。3年生から始まる毛筆書写の時間は専科と位置付け、書道の資格のある専門の教員が指導に当たっています。また、5年生からは、実生活で使用する場合がある小筆・筆ペンを取り入れ、6年生では写経も行います。本校の小学校書写指導の集大成である写経は、卒業時に参拝する浄土宗大本山増上寺に奉納させていただいています。
 その書き初め大会の作品をご覧いただきたいと、書き初め展覧会のご案内をしておりましたが、コロナウイルス感染拡大のため、やむなく、ホームページ上での公開とさせていただきます。保護者の皆さまをお迎えできず、誠に残念です。また、来月予定しておりました授業参観・学級懇談会もオンラインでの実施となりそうです。
 校庭やベランダでは、児童会や各学年で植えたチューリップやクロッカスなど、春に咲く球根の花の芽が地上に顔を出し始めました。寒い季節から、花を咲かせる準備を着々と進めているのです。日中でも気温が低く、真冬の冷たい風が体を冷やしますが、子どもたちは元気いっぱいです。冬来たりなば春遠からじ、と言います。厳しい季節を無事乗り越え、暖かく明るい春がくることを心待ちにする思いです。
 6年生から、卒業記念品として空間除菌機をいただきました。病院の待合室などにも導入されている、空気中のウイルスを除菌してくれる機械です。ありがとうございました。届き次第、全教室に配置します。今は、こうした、手洗い、消毒、換気などの感染対策を講じながら、できる限り、通常の学校生活を送ることを心がけていきます。
 本年も、皆様のご理解とご支援をよろしくお願いいたします。