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5年生 ピアノ五重奏曲「鱒」プロの演奏による鑑賞授業

投稿日2021/11/26

11月25日(木)3.4.5校時に、毎年恒例となっている
プロの演奏によるピアノ五重奏曲「鱒」第四楽章の鑑賞授業を行いました。

▼シューベルト作曲 ピアノ五重奏曲「鱒」第四楽章

▼5つの楽器の音色が一つにまとまり、曲になっていく様子を手の届くような距離で鑑賞しました。

ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ピアノそれぞれの楽器演奏を聴いて感じます。
4種の弦楽器は音色や弾き方が違います。その演奏に真剣な視線を送り、耳を傾けていました。
ピアニストの華麗な指の動きにも、児童たちは目を見張っていました。

このピアノ五重奏曲「鱒」第四楽章は変奏曲です。

▼色々な楽器で変奏される様子を見て聞いて想像し、感想に表していました。

生の演奏ならではの感想が沢山ありました。

以下は児童の感想です。
・生演奏だと迫力がちがい臨場感がある。
・CDできいた時よりも音の細部がわかったり、どの楽器をいつ奏でているのかがわかる。
・こんなに近くで見られたのは初めてなので、音楽への見方が変わりました。
・ピアノが弦楽器4つの音を際立てせているように感じられました。
・深みのあるコントラバスで弾いたときの『ます』が一番良かったです。
・気がつけば夢中になっていました。
・ピアノが主役のときにヴァイオリンとヴィオラが小鳥が鳴いているのかと思いました。
・ピアノは初めの方の「ポロンポロン」という音が、水がキラキラ光りながら流れているようできれいだった。その場面が聞いているだけで目の前にあるような気がした。
・ついつい踊りたくなりうきうきする。
・五つの楽器が揃うからこそ、成り立つ曲だと思いました。
・この曲は「物語」をえがくように、曲が進行していると思いました。
・演奏中に目で合図を出し合っているところがすごく「かっこいい」と思いました。
・優雅な楽しそうな場面が続いていたのに、急に悲しそうになったりと、興味をそそられました。
・まるで5つの楽器がパーティーをしているみたいでした。
・ヴァイオリン、ヴィオラ、ピアノはウキウキしている時に聞きたいです。チェロ、コントラバスは勇気づけてほしい時に聞きたいです。
・ますが釣り人から逃げているところや、木の枝で水をかき回しているところなど、たくさんの「ます」のストーリーが演奏から分かり、心がおどりました。
・ヴァイオリンとチェロが交代で弾いている最後は、川のきれいさを教えてくれるようでとても感動した。
・一つ一つの楽器がとても大事な役割を果たしていて、どの楽器がなくなってもこの曲は成立しないんだなと思いました。

音楽への興味関心が高まり深まった一日でした。

ヴァイオリン:加藤 えりな
ヴィオラ:田端 誠治(本校音楽科教諭)
チェロ:原 悠一
コントラバス:中津濵 麻美
ピアノ:佐藤 瑞恵