11月22日(木)来年の淑徳小学校創立70周年を記念し、
劇団四季ミュージカル『ライオンキング』を全校観劇しました。
会場は劇団四季「夏」劇場を貸切とし、
全児童と保護者に加え、学園、同窓会、後援会、企業等、
関係の方々にもお越しいただき、満席での観劇となりました。
期待に胸膨らませ、親子で手をつなぎ会場に来る様子は微笑ましく感じられました。
開場し、席で上演を待つ児童たちは心躍り、高揚感に包まれていました。
始まった途端に一気に集中し注目し、素直に驚き、感動の言葉や歓声を上げる姿に、
感性に直接響く良い機会となったと感じました。
冒頭に通路から沢山の動物が登場すると、驚きの表情と共に大きな歓声が上がりました。
ラフィキのコミカルな演技に大笑いする姿、ムファサが亡くなった時の静寂、
困難に立ち向かうシンバの姿に「がんばれ」と掛けられた声など、
淑徳の子供たちの純真さや素直な心に触れたように思いました。
親子の愛、仲間の大切さ、故郷を大事にする気持ちなど
沢山の学びがあった記念すべき観劇となりました。
以下児童の感想☆と保護者の感想★です。
☆シンバは勇敢だった(1年生)
動物たちが、本物に似ている動きですごい作りだなあと思った。特にキリンがすごかった。足に竹馬をつけて、手に杖を持って歩いているようだった。スカーは、自分が一番がいいからと、ムファサの手を放してひどいと思った。みんなにやさしい人が一番になれると思った。
☆ミュージカル『ライオンキング』(2年生)
学校の70周年記念で初めてライオンキングを観ました。始まってすぐ、動物が近くを歩いた時、僕の心はすごくウキウキしてきました。面白いところもあったし、ドキドキハラハラするところもあって、ずっと集中して観られました。
プライド・ロックに集まった動物は、人が動かしているのに本物に見えたし、その動きと人の顔で気持ちが伝わりました。他にも、ハイエナたちがスカーと悪だくみをしている時のダンスがかっこよかったです。そしてシンバがスカーに騙されたときには、その手に乗っちゃだめと思いました。
僕はこれをみてミュージカルが大好きになりました。沢山のお勉強になるし、面白いのでまた家族と観に行きたいです。
☆「好きな言葉は『ハクナ・マタタ』」(4年生)
私はライオンキングをとっても楽しみにしていたので、当日になってドキドキが止まりませんでした。そしてライオンキングが始まって、横の通路から動物たちがやって来たのでびっくりしました。その動物たちが歌いながら楽しそうに踊っていたので、私まで楽しい気持ちになりました。
ライオンキングは王の息子シンバが成長していく物語です。私が一番好きなキャラクターはザズーです。なぜかというと富士サファリパークのテレビコマーシャルの替え歌を歌ったりしていて面白かったからです。それと、王が相談するととてもいいことを教えてくれるからです。
私が感動した場面はシンバがティモンとプンバァと出会い『ハクナ・マタタ(気にするな)』という言葉を教えてもらい、一緒に暮らし始めるところです。なぜこの場面かというと『ハクナ・マタタ』という言葉が好きだからです。私もこれから何か失敗したしたときなどに『ハクナ・マタタ』という言葉を思い出し、頑張ろうと思いました。
私が『ライオンキング』のテーマ「サークル・オブ・ライフ(生命の連環)」から感じた事は、自分の命は自分だけのものではなく、代々先祖から繋がっているとても尊いものだからこそ、大切に生きていこうと思いました。
今回初めてライオンキングを観たので、もう一度観て、もう一度笑いたいです。
★初めて『ライオンキング』を観劇しました。有名な作品だけあって「勇気」「愛」「仲間」などいろいろなテーマが盛り込まれておりとても感動しました。また、子供たちの笑ったり、怖がったり、音響や小道具に驚いたり、物語に引きこまれたりなど、様々な表情を見ることができ、とても充実した時間を過ごさせて頂きました。全校児童の劇が始まったら静かにする、素直に歓声を上げる、友達と感想を言い合うなど、とてもメリハリのある態度を見て、普段の学校での先生方の教育のおかげだなぁと改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。(3.6年生・母)
★実は『ライオンキング』を見るのは初めて、ストーリーも知らないので子供よりもワクワクして劇場に到着しました。『ライオンキング』のテーマは「親子愛」であったり、「困難に立ち向かう勇気」ですが、やはりシンバの父親であるムファサの魂が水の中に映った姿で語りかけるシーンは圧倒的な演出で、自分自身も強い父親でありたいと大変勇気を頂きました。人間も動物も大いなる自然の一部としてバランスを崩さないようにしなくてはならないというメッセージがどう伝わったか、子供たちと話し合いたいと思います。(2.5年生・父)
★子供の成長とともに、少しずつ同じものを見て楽しむ時間が少なくなりつつある中、今回ライオンキングを同じ空間で楽しむことができ、大変うれしく貴重な経験をさせていただきました。観劇中の子供たちの素直な反応や笑い声によって、洗練された素晴らしい劇が、さらに感動的で楽しいものになったように感じました。帰り道に子供と楽しかったシーンを語り合い、ともに笑い、共感でき、親子の楽しい時間も頂きました。(6年生・母)