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校長便り

体育館で実施した運動会 大いに盛り上がる!(校長だより)

投稿日2025/10/6

 残暑が厳しかった9月、子どもたちは連日運動会の練習に打ち込んでいました。体育館で行った「全校ダンス」の練習では、学年ごとに体育教員の指導の下、口でカウントを取りながら一つひとつの動きを確認した後、音楽を流して動きを合わせていきました。それを繰り返しながら、少しずつ曲を伸ばして完成させていきます。動きの速いところやなかなか動きが揃わないところは何度も繰り返し練習して揃えていきました。練習が進んでくると、音楽を流しただけで自然と身体が反応して踊っている子が多く見られました。どの学年も真剣に、そして楽しそうに踊っていたので覚えるのが早く、順調に進んでいきました。

 また、学年ごとの団体競技は、主に校庭を使って、競技の進め方やルールの確認、入退場の仕方を練習しました。紅白対抗なので、クラスの枠を越えて同じチームで力を合わせて取り組んでいました。練習でも勝つと大喜びをして、勝利への思いと団結力を高めていきました。全校練習と予行練習はお隣の淑徳中・高校のグラウンドをお借りして、実際の間隔に広がって練習して本番に備えました。

 いよいよ当日です。あいにくの雨でしたが、室内なので予定通り実施することができました。所沢市民体育館に於いて2000人近くの保護者の方が見守る中、運動会がスタートしました。熱中症の心配がないので、安心して見ることができました。開会式後に行われた「全校ダンス」は、どの子も生き生きと楽しそうに踊っていたのが印象的でした。たくさん練習した成果を存分に発揮して素晴らしいダンスになりました。踊り終えた後の子どもたちの表情が、達成感と充実感に溢れていました。

 また、団体競技では、どの学年も大声援の中、紅白に分かれた子どもたちが力一杯競技をしていました。接戦になると応援の声は更に大きくなり、フィールドと児童席・保護者席とが一体となり大いに盛り上がりました。徒競走では、保護者の方のカメラやビデオが向けられる中、どの子もゴール目指して力走していました。

 準備と努力を重ねた時間が長ければ長い程、やり終えた時の喜びは大きくなります。子どもたちにとって貴重な経験になり、大きな自信になったことと思います。こつこつと努力をする、一生懸命頑張る姿勢は、通常の学校生活にも活かされることを期待しています。

 初めての体育館での運動会は、白組の優勝で幕を閉じました。今までと勝手が違う点もありましたけれど、保護者の皆様のご協力のお陰で、素晴らしい運動会になりました。本当にありがとうございました。