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5年生 ピアノ五重奏曲『鱒』プロの演奏による鑑賞授業

投稿日2022/12/2

11月29日(火)3.4.5校時に、毎年恒例となっている
プロの演奏によるピアノ五重奏曲「鱒」第四楽章の鑑賞授業を行いました。

▼シューベルト作曲 ピアノ五重奏曲「鱒」第四楽章

▼5つの楽器の音色が一つにまとまり、曲になっていく様子を手の届くような距離で鑑賞しました。

ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ピアノそれぞれの楽器演奏を見て聴いて感じます。
4種の弦楽器は音色や弾き方が違います。その演奏に真剣な視線を送り、耳を傾けていました。
コントラバスの深くからだの芯に届くような音に驚いた様子でした。
ピアニストの華麗な指の動きにも、目を見張っていました。

このピアノ五重奏曲「鱒」第四楽章は変奏曲です。
▼色々な楽器で変奏される様子を見て聴いて想像し、感想に表していました。

生の演奏ならではの感想が沢山ありました。

以下は児童の感想です。
・CDで聴く平坦なものよりも立体感があり圧倒された。
・たった5台の楽器でこんなに雰囲気が変わるのだなと思い、思わず足でリズムをとってしまいました。
・生演奏を聴くとその曲の風景を感じ取ることができた。
・初めてこんなに近くで生演奏を聴いたので感動して目がうるうるしてしまいました。特に第4変奏はこわかったのかわからないですが、身が縮んでしまいました(ドキドキする感じ)。先生が第4変奏を弾いている本気の姿はかっこよくもありこわくもありました。
・ヴァイオリン→子ども、ヴィオラ→18歳くらい、チェロ25歳くらい、コントラバス→成熟した大人のように感じた。
・ピアノが全ての弦楽器をいろいろな音色で支えている。そしてどうしてこんなにも速く弾けるのだろうとビックリした。
・曲にはいろいろな物語や伝えたいことがいっぱい詰まっていて、あらためてこの曲は美しいものなのだと実感した。
・一つの楽器でも感情の表現に多様性がある(楽しさ、悲しさ……)。
・世界観が変わっておもしろい。
・コントラバスが全てを支える大黒柱のようになっている。
・新しく興味を持った楽器、それはコントラバスです。聴いている中ではそこまで目立ちはしないのですが、低音が私の心に響いてとても心地よく聞こえたからです。
・楽器を弾いている先生がとても楽しそうで、私もとても楽しかったです。
・ヴァイオリンは「ます」を華やかに、ヴィオラはグイグイ引っ張っていくような感じ、チェロは低い音から高い音まで万能、コントラバスは深みのある渋い音で「ます」に奥行きを感じさせてくれました。

音楽への興味関心が高まり深まった一日でした。

ヴァイオリン:加藤 えりな
ヴィオラ:田端 誠治(本校音楽科教諭)
チェロ:白佐 武史
コントラバス:中津濵 麻美
ピアノ:片岡 直美