12月9日(金)3.4.5校時に『メヌエット』演奏鑑賞授業を行いました。
▼ヴァイオリンとピアノによる演奏
初めにヴァイオリンとピアノでベートーヴェン作曲『メヌエット ト長調』を鑑賞しました。
『メヌエット』は3拍子の踊りの音楽です。
ゆったりした第1テーマ㋐、弾むような第2テーマ㋑についてどう感じたかをカードに書きました。
㋐は、心が落ち着く、なめらかでやさしい、ゆるやかな、少しさみしそうな、しずみこむような、高級な、おだやかな、優雅な感じ。
㋑は、ポップで明るい、ステップをふんでいる、あせっているような、元気で軽やかな、リズミカルな、跳ねるようなダンスの感じ。などなど…
沢山の素敵な感想がありました。
▼ヴァイオリンとチェンバロによる演奏
次にペッツォルト(J.S.バッハ)作曲『メヌエット ト長調』をヴァイオリンとチェンバロで鑑賞しました。
ペッツォルト(J.S.バッハ)のバロック時代には今のようなピアノはなかったのです。
可愛らしいチェンバロの音に子どもたちは耳も目もくぎ付けでした。
▼チェンバロやピアノの中を見てみよう
沢山の太さや長さのちがう弦が張られていて、それらがどのようにして音が鳴るのか!?
チェンバロとピアノを交互に弾き比べ、見て聴いて確かめました。
他にもボッケリーニ作曲の『メヌエット』を聴きました。
明るく軽やかなリズムに身体が小刻みに揺れ動いていて、とても微笑ましい光景でした。
3曲の『メヌエット』の演奏に手拍子を合わせて、身体全体でリズムを感じました。
3拍子の踊りの音楽には『ワルツ』もあります。
ブラームス作曲の『ワルツ』を聴き、
『メヌエット』とのリズムの取り方や踊り方の違いも知りました。
ヴァイオリンやピアノ・チェンバロを弾いている様子を間近で見聴きして、
色々な感想や楽器の絵などを書いていました。
最後にヴィオラで『メヌエット』を聴きました。
ヴァイオリンとヴィオラの大きさや音色の違い、弓についてなどを知りました。
音楽への興味関心が高まる時間となりました。
ヴァイオリン・ヴィオラ:田端 誠治(本校音楽教諭)
ピアノ・チェンバロ:嶋崎 可奈子