11月28日(木) 演劇鑑賞会が行われました。
今年度は、日本伝統芸能を守る会による「わんぱく寄席」を鑑賞しました。
▼寄席と落語についての説明
初めに,寄席の見るポイントや小噺について説明していただきました。
子どもたちを笑わせながら,分かりやすく話していただきました。
▼代表児童の小噺
学年代表の児童が高座で小噺を披露しました。
緊張しながらも立派に話し、しっかりと笑いをとっていました。
▼柳亭こみち様による落語
低学年の会では、若者たちが酒盛りで「ん」の付く言葉を言う「ん回し」を、高学年の会では、いじめられた子狸への親切から思わぬお礼を得る「狸の札」のお噺をお聞きしました。
子どもたちは巧みな話芸の前で我を忘れ、すっかり物語の世界に引き込まれていました。
▼アサダ二世様による奇術
教員を巻き込んで奇術を披露していただきました。
あちこちから「すごーい!」「どうなってるの!?」という歓声が飛び交い、子どもたちは目を輝かせながら次の展開を待ちわびていました。
▼春風亭柳朝様による落語
低学年にはとにかく頓珍漢な言動ばかりしている与太郎の「牛ほめ」という演目を披露していただきました。
高学年には意味を知らないのに知ったフリをしたことから始まる「転失気」という演目を披露していただきました。
子どもたちは大笑いで前のめりになったり、隣の友達と顔を見合わせたり、姿勢を崩しながら話に聞き入っていました。
今年も素晴らしい演劇鑑賞会となりました。
落語と聞くと、高座に座った噺家が一人で複数の登場人物を演じ分ける姿が浮かびます。
今日も噺家さんの巧みな語りに会場中が笑顔と笑い声で溢れ、すっかり話の世界に引き込まれてしまいました。
素晴らしい寄席を開いてくださった日本伝統芸能を守る会の皆様、本当にありがとうございました。