6月28日(土)体育館にてサタデースクール特別プログラム
アンサンブル・フレンズィー ミニコンサートを開催しました。
『アンサンブル・フレンズィー』は本校音楽教諭とその音楽仲間
(武蔵野音楽大学卒業生)で結成されたピアノ五重奏団です。
今回は小学校の教科書に取り上げられている曲を中心にプログラムを作りました。
最初はウェーバー:舞踏への勧誘
ドレスアップした奏者が舞踏会へのお誘いを音楽でして下さいました。
次はドイツの民謡メドレーでした。
ビアホールやガーデンで演奏されるような庶民的な音楽です。
サン=サーンス作曲の「白鳥」で弦楽器4種類の弾き比べをしました。
どの「白鳥」が本物の白鳥でしょう?
会場の予想は次のようになりました。
1位:チェロ 2位:ヴァイオリン 3位:ヴィオラ 4位:コントラバス
正解は…第一位のチェロでした!
続けて「象」。
コントラバスの低く太い音色が印象的でした。
再びピアノ五重奏で「童謡メドレー」「花は咲く」を演奏。
メドレーの「村祭り」の曲中でコントラバス奏者が和太鼓を叩いて会場が盛り上がりました。
教科書で習った曲、昨年度末音楽発表会で歌った曲が
ピアノ五重奏の音色になると、又ひと味違った感じがしました。
今度はヴァイオリンとヴィオラ、チェロの弾き比べです。
チェロの曲そのままヴィオラで弾くと1オクターブ高くなる。
ヴァイオリンの曲をそのままヴィオラで弾くと五度低くなる。
J.S.バッハ:無伴奏チェロ(ヴィオラ)組曲第1番より プレリュードをヴィオラで、
ベートーヴェン:メヌエット ト長調を2挺のヴァイオリンとピアノで演奏しました。
なかなか興味深かったです。
次に同じくベートーヴェン作曲の「エリーゼのために」をピアノ独奏で演奏。
習っている子が多いのか、聴きながら指を動かしている様子が微笑ましいひと時でした。
最後にシューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」第四楽章を演奏。
この曲は毎年5年生の生演奏鑑賞授業を行っている曲です。
歌のメロディが楽器楽器に受け継がれ変奏曲(ヴァリエーション)になっています。
充実したピアノ五重奏の響きが会場を包みました。
アンコールは会場のみなさんと一緒にビリーブを演奏しました。
子ども達の澄んだ歌声とピアノ五重奏の一体感が感動的でした。
親も子も生の音楽に触れ、心が豊かになる貴重な機会となりました。