先日、第2回のなでしこセミナーが開かれました。

 このセミナーは創立70周年記念事業の一環として開催するもので、第1回は長谷川匡俊理事長先生をお迎えし、学園創設者で本校の初代校長でもある長谷川良信先生について語っていただきました。

 今回は標題の「親のメンタルヘルス」について、本校のスクールカウンセラーで淑徳大学短期大学部准教授の小薗江幸子先生から1時間にわたりお話をいただきました。先生は、幼児期や青年期の子どもに比べ児童期の子ども(小学生)を持つ親の責任が如何に重いものであるか、そしてそこに生じる息苦しさや重圧などのストレスにどう対応すればよいかなどといったことについて分かりやすくご説明くださいました。

 教師は、日ごろ、子どもの問題について様々な訴えや相談を親御さんからいただきます。その訴えや相談が何によるものかを十分理解しないと教師の側にも大きなストレスがたまり(自分の指導力不足ではないかと自分を責めるなど)、今度は教師のメンタルヘルスが必要になってきます。子どもの問題で悩むとき、それは親の育て方だけでなくその子の気質による場合もあるとのお話に気分が少し軽くなった親御さんもいらっしゃるでしょう。教師も同様です。親のストレスを理解するのは教師のストレス軽減の第一歩ともなります。

 見方を変えることによって気分が楽になることはあっても責任の転嫁によってストレスが解消することはありません。人の話を聞く、耳を傾けるというのは子育てにかかわる者にとってきわめて大切な行為です。次回のなでしこセミナーはホームカミングデーに合わせて行います。お楽しみに。